鈴木洋子先生(元石巻市門脇小学校校長)が歌集を出版されました。

昨年8月に講演をしていただいた、元石巻市門脇小学校校長の鈴木洋子先生がこの度歌集を出版されました。

「走れ!走れ!」あらん限りの大声に日和山へとかけ上がる児ら

津波にて焼けし校舎に立つ我の耳朶には児らのさんざめく声

講演会でも何首か紹介しましたが、震災の日の揺れや避難の様子、教え子や校舎への思いが綴られています。ぜひお読みください。

アマゾンで購入できます。 → こちら

 
 

2020年4月18日㈯ 「みんなで防災」中止のお知らせ

日頃よりKIDS NOWの活動にご理解ご協力を賜り、ありがとうございます。

前回お知らせし、4月18日㈯に開催を予定していた「みんなで防災」ですが、
コロナウイルスの感染拡大の為、中止とさせていただくことになりました。

今後の開催につきましては、今後の状況を見て、改めてご案内いたします。

2019年12月21日㈯「みんなで防災~東日本大震災から学んだこと」レポート

KIDS NOW「みんなで防災」、今回は宮城県名取市閖上で語り部活動を続けている丹野祐子さんをお迎えしました。

あの日、閖上を襲った津波は、数分で街を飲み込みました。
丹野さんの長男公太くんも犠牲になりました。

街もずいぶんきれいになりました。
復興という名のもとに周囲はいつも急ぎ足です。、
3.11はつらく、忌まわしいものだと目を背けられがちです。

丹野さんの閖上の案内はいつも、元気な「ようこそ」で始まります。

そのひとつひとつの言葉には、
あの日までたしかにあったはずの風景、生活、いのちが息づいています。

そして、多くの人の心に響き、あの日のことを大切なこととして向き合うきっかけが各地で生まれています。

今回、現地で丹野さんにガイドしていただいた方々や、
ずっと丹野さんのお話を聞きたかったという方がたくさん参加しました。

また、丹野さんに寄り添い、支えてきた「地球のステージ桑山先生」や、
「日航ジャンボ機事故遺族連絡会」の美谷島さんも会場に駆けつけてくださいました。

閖上の記憶では、毎年、3月11日に追悼のつどいを開催し、メッセージを書いた鳩風船を飛ばします。
会場の皆さんにも書いてもらいました。空の上に届くといいですね。

閖上の記憶HP

【感想・メッセージ】(抜粋)

伝え、学ぶ、育む。
被災地から未災地への活動を続けて下さっているキッズナウの皆さん、今回も貴重な企画をありがとうございました。

行政・防災課の職員に防災士として災害への備えを伝えています。震災後の今ではなく、次に起こるであろう震災の前であるという言葉、今後使わせて頂きます。

ハード面の防災が大切と思うが、ソフト面、心の防災、誰にでも災害は起こりうるという危機意識がとても大切。それが防災に繋がると改めて感じた。閖上にも毎年行き、大川小も何回も行き、二人の話を聞いていますが、今回お二人がこんなに近くに来て話をしてくれると言うことで来ました。

沢山の素敵な言葉をありがとうこざいました。

時間と共に忘れられていってしまう危惧がありますが、8年たってもまだ終わらない。これからも続いていくと言うことを認識する良い機会になった。気仙沼に縁があって行ったこともあったので、 改めて訪ねてみようと思う。閖上は震災の翌年から毎年行ってますが、ここ数年街の変わりように驚いています。以前語り部さんの話を聞きましたが、改めて丹野さんの話を聞きたいと思い参加した。学校関係の仕事なので、子供達に死んではいけないという話をしてます。

震災遺構についての考え方、とても受け入れられるもので大きな学びでした。

丹野さんの話をぜひ伺いたいと思っていたので良い機会を頂けて嬉しく思います。

丹野さんはしきりに「勉強大嫌い」と言いつつ、その言葉は凄く含蓄に富んでいるとおもったのですが、メチャメチャ上手です。

久しぶりに聴いた丹野さんの語り部。年々、バージョンアップし、言霊という表現がピッタリな語りでした。
子供を失う辛さ、命の大切さ、防災の大切さなど。震災の前のこと。震災当日のこと。震災の後のこと。
本音トークに涙が止まりませんでした。

丹野さんと佐藤先生の話を聞かせて頂き、色々考えさせられました。

「ここは大丈夫!」「私は大丈夫!」とやはり思っている気がします。でもこの意識を変えるときが来たのですね。私も息子がいるので、感銘しました。今日のことを一人でも多くの人に伝えていきたいです。3年前に宮城県で生活したときに、丹野さんは何度が宮城テレビで拝見していました。お会いできて良かったです。

私も仙台に居住していて震災を体験し、名取りボラセンで6月終わりまで閖上地区の炊き出しボラに参加し、何度も閖上に行きました。懐かしい場所です。サイクリング場、プール、子供達の遊び場でした。ペット防災の資格、災害危機管理士1級を取り、ペット防災の活動をしています。

ずっとわかっているつもりでも、すっかり忘れていたあの頃の気持ち、記憶を思い出すことができました。また閖上も石巻も行きます。

当事者になったとき、自分がどんな動きが出来るか、考える時間を持ちたいと感じました。

震災後、場所によっては遺構が壊される例があるようだが、やはり残した方が良いと思う。

防災から身を守る事も大切だが、日常の当たり前のことを大切にしたいと思いました。 閖上の記憶に行ったことがあり、その時にはお会いできなかった丹野さんのお話を聞きたいと思いました。

丹野さんの講演、胸が熱くなりました。

参加・ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。次回は2020年4月18日㈯の予定です。

          

2019年12月21日㈯みんなで防災「東日本大震災で学んだこと」開催のお知らせ

12月の「みんなで防災」は宮城県名取市閖上で、あの日を語り続けている丹野祐子さんをお迎えします。

閖上の記憶HP

生き生きと、優しく、温かく、心に響く丹野さんの言葉を通して、防災はもちろん、故郷、家族、命、そして、未来に一人ひとり向き合い、考えましょう。

どなたでも参加できます。多くの皆様の参加をお待ちしています。

2019年12月21日㈯ 13:40~16:30(受付13:20~)

会場 ライフコミュニティ西馬込
        大田区西馬込2-20-1 (浅草線西馬込駅 徒歩1分)      

対象 誰でも参加できます。(小学生以下は大人同伴)

参加費 1000円 (学生500円 小学生以下無料)

申込 KIDS NOW 事務局 〆切り12/18 定員90名
      TEL 090-5634-6350 Mail kids.now.bousai@gmail.com

※ 名前、連絡先(電話かメルアド)、学生は校種(例:高校生)
※ フェイスブックからも申込みできます。
ポスター・チラシPDF

2019年10月19日㈯「みんなで防災~助かるために行動しよう」レポート

恒例となりました主婦で看護師で防災士の「おさかお先生」こと長田香さんの「助かるために行動しよう」

避難をはじめとした災害時の備えと行動の話、そして在宅避難時便利な湯煎調理の実習を行いました。またアイディア満載の防災グッズの紹介もありました。

想定は「停電」「断水(限られた量の水)」そして「首都圏」です。

昨今の災害をふまえると、全国どこでも被災地になる可能性があります。山村、沿岸だけではなく都市部も例外ではありません。災害による状況も都市部ならではの様々なことが考えられます。

湯煎調理は「ポリ袋(高密度のもの)」を使います。
包丁も食器も使わず、鍋も一つで、しかも汚れません。
鍋一つ分のお湯を沸かせればできます。なんと言ってもびっくりするほど美味です。(災害時じゃなくてもぜひ)

停電となると冷蔵庫にあるものを順番に使う必要もあります。だからいろんなバリエーションもあった方がいい。
今回のメニューはご飯、卵サンド、煮物、おしるこ、ササミのサラダ。毎年ご飯以外は違うメニューなので、毎年参加している人は15~16のレパートリーがあります!

今回も幅広い年齢層の男女の皆様が集まりました。初対面の方もたくさんいます。
ワイワイガヤガヤ取り組む中でリーダーが指示を出すと、サッと耳を傾け、また次の作業に移る。想定外、未経験の緊急事態でとても大事なことです。

そして、長田さんが何度も強調したのは「まず助かること」です。防災調理は生き延びてこそ役立つ知識です。

あの時こうしていれば、もう少し早く動いていたら、知っていたら…、そういう未来を変えるのは「一人一人の今」です。

長田さん今年もたくさんの「未来を変える防災ネタ」ありがとうございました。参加、ご協力いただいた皆様ありがとうございました。

長田さんのブログ「おさかおの防災ネタ」こちらです。

紹介した防災グッズはこちら

次回は12月21日㈯宮城県名取市閖上の丹野祐子さんをお招きします。どうぞよろしくお願いいたします。

           

2019年10月19日「みんなで防災~助かるために行動しよう!」開催のお知らせ

今回のKIDS NOW「みんなで防災」は、恒例となりました防災士長田香さんのトークと非常時調理実習です。
長田さんは東京在住で、長年防災士として地域や子どもたち対象の防災活動に取り組んできました。

主婦であり、看護師であり、そして防災士でもあり長田さん。東北にも何十回と通っています。
東北の震災をふまえ、東京の目線から、いざという時の行動を考えます。

東京で生き延びるための避難、今日からできる備えのアイディア、そして「生き抜くためのレシピ」毎年盛り上がるポリ袋調理。
今年もみんなで挑戦しましょう。

長田さんのブログ おさかおの防災ネタ こちらです。

◆日時2019年10月19日㈯ 13:50~16:30 (受付13:30~)

◆会場 東京都大田区 池上会館 調理室
大田区池上1−32−8 (池上本門寺隣)
  《電車》東急池上線、池上駅下車 徒歩7分
《バス》JR大森駅西口~本門寺前停留所下車 徒歩5分

◆対象 誰でも参加できます(小学生以下は大人同伴)

◆参加費 1000円 (学生500円 小学生以下無料)

◆持参する物 エプロン、三角巾(バンダナ)

◆申込 KIDS NOW 事務局 〆切り10/16 定員50名
      TEL 090-5634-6350 Mail kids.now.bousai@gmail.com

※ 名前、連絡先(電話かメルアド)、学生は校種(例:高校生)
※ フェイスブックからも申込みできます。

ポスター・チラシPDF

2019年8月24日㈯「みんなで防災~東日本大震災、その時学校は」レポート

 
見て聞いて知ることで、守れる命があります。変えられる未来があります。

今回のKIDS NOW主催「みんなで防災」(協力Smart Supply Vision)は、元石巻市立門脇小学校の校長、鈴木洋子先生をお迎えしました。
会場のライフコミュニティ西馬込には、都外からも含め約80名の方が集まりました。学校・保育園の先生方もたくさん参加してくださいました。

あの日、地震と津波、そして火災が門脇小を襲いました。
学校にいた児童は迅速に高台に避難し、無事でした。保護者や地域の協力で引き渡しもスムーズに行われました。
その後火災が起きたとき、校舎内には逃げ込んだ住民がいましたが、住民対応で残っていた教員の判断で、二階の廊下から教壇やテーブルを渡して脱出し、多くの命が守られました。
「訓練通り」というより、真剣な訓練を繰り返していたことで、意識が生まれ、想定外の状況下での判断に結び付いたと言えます。

そうした意識・体制はどのようにして醸成されていったのでしょうか?

それまで行われていなかった引き渡し訓練をするにあたっては保護者から批判も受けましたが、訓練を繰り返す中で改善が図られ、子どもや保護者の意識が変わっていきました。
2011年2月の学校評価アンケートでは、実に99.1%の保護者が「門脇小の安全教育はよくできている」と回答。東日本大震災はその1か月後でした。

「逃げることだけが防災ではない」という言葉がありました。
門脇小で取り組んだのは、避難訓練、引き渡し訓練の徹底はもちろんでしたが、もっと大切にしていたのは日常の生活や授業づくりです。
「学校教育の中で、安全や命が中心に置かれるようにするにはどうすればいいか」という会場からの問いに、鈴木先生は、「学校として“子どもを一人一人どのように伸ばしていくか”を根本に置けたら、その中で生命は尊重されていく」と語りました。
防災は教育そのものです。日々の積み重ねが命を守るのです。
卒業生からのメッセージも届き、会場にも教え子の姿がありました。鈴木先生の想いは、子どもたちにしっかり根付いていたことがうかがわれます。

また、震災の伝承についてもお話しいただきました。
石巻市では門脇小学校と大川小学校の二つの学校を震災遺構として保存することが決定しています。保存・解体をめぐっては、様々な議論が続いていますが、何を伝え、どう遺していくのか、石巻だけではなく多くの皆さんと考えていかなければなりません。

    

《参加者のコメントより(抜粋)》

◆本当に大変勉強になりました。ありがとうございます。
◆今日のメモを見返して、また次できることを考え、行動したい
◆ダブルS先生の初めてのツーショット、とてもよかったです。
◆小学校の教員です。忙しい日々が始まりますが、何が第一かを改めて考えることができました。
◆教員です。津波を経験していない自分が3.11を語っていいのか、という思いもあり、周りが津波に対する意識が低い中で、この話をするのをためらってきましたが、学んだことを伝えていく、広めていく、子どもの命を守る教育に力をいれていけばよいのだと思いました。
◆実際に大震災に遭われた時の状況を聞いて「防災教育は”逃げる“という行動だけではない」ということに気づかされた。普段からの地域とのつながりや、考えることの大切さを知ることができた。
◆日頃の生活指導(廊下を走らない、朝会での整列、人の話を聞く)が大事、逃げることだけが防災教育ではない、とのこと。心に刻みます。
◆大事なものは何なのか、伝えることは何なのか、私地震、改めて考えます。
◆鈴木先生のおコトバ「訓練通りに避難して助かった。校庭ではなく、安全な場所に避難してから引き渡すルール…」、引き渡し訓練の重要なことを痛切に感じました。
子どもの安全指導は形式的にならないことがとても大切なことだと改めて感じました。
◆佐藤さんのお話しをいつも聴かせていただいていますが、加えて鈴木先生のお話しを聴きたかったため参加しました。
◆まだまだ他人事のように思っているところが多く今思っているだけでなくすぐに実行に移そうと思う。
◆効果的な避難訓練のあり方について再考・確認することができ、大変有意義でした。
◆災害は自分の都合に合わせてはくれないので日頃から予見する心構えが大切と思います。
◆震災遺構の遺し方について考えさせられました。気仙沼の伝承館や南三陸の防災庁舎、高野会館など保存のあり方や方法、どのように後世に伝えていくのかということを改めて思いました。
◆向き合うことの大切さを再認識しました。
◆鈴木さんのお話をきくことができてよかったです。命を守るための話し合い、とても大切だと思います。災害が起きたときのことを真面目に考えて、意見を言っていきたいです。
震災のことをどう伝えるか課題ですが、自分なりに考えていきたいです。教員の仕事を減らすことも子どもの命を守るためにはとても必要だとも感じました。命を守ることを第一優先にしなければならないと思います。
◆教育や子どものことを考えての防災について、いろいろ勉強になりました。
◆様々な立場の方の意見・お話を聞くことができ、学習させていただきました。
◆お二人のリアルな話が聞けてよかった。「逃げることは大切だが、それだけが防災教育ではない」という考え方が心に残りました。企業での活動にも生かしたいと思います。
◆当時どのような状況であったか、生々しく聞くことができました。
◆門脇小学校を先日訪れて、お話を伺いたいと思い参加しました。全国の教員養成プログラムに、石巻を訪れ震災遺構を見学することを必修にできないか考えています。
◆日常からの防災教育とはどういうことなのか、というお話がとても納得のいく内容でした。防災は担当のみでなく、皆で一体となること、情報を共有することが大切だということを持ち帰り、一保護者として考え、動いていこうと思います。
◆映画も見て、現地も訪れたが、今日の鈴木さんのお話で、当時の教員の思いや動きがよく分かり、私自身も教員として引き継ぎたいと思った。
◆鈴木先生のあたたかさ、佐藤先生の強さ、一緒に仕事ができた同僚は幸せです。たくさん学べただろうと思いました。
◆鈴木先生のお話の中で「防災というのは逃げるだけではなく、日常の生活を大事にすること」というのが心に残りました。子どもたちの声も聞けてとてもよかったです。鈴木先生の優しくゆったりとした話し方素敵でした。
◆本当に来ることができてよかったです。ありがとうございました。自主的・主体的であると同時に、組織として動けること、子どもも大人も、自分自身も含め、育てていきたいと思います。
◆保育園に勤めています。日々の生活を大切にすることこそが子どもを守ることだと意識して仕事に臨みたいと思います。
◆訓練の大切さを更に強く認識しました。東京と宮城の生活文化の違いについても考える必要があると感じます。
◆子どもを思うことを大切にし続けようという勇気(覚悟)をいただきました。いつ誰の身に起こるか分からない出来事を直視して生きていきたい、広めていきたいと思います。

ありがとうございました!
次回は2019年10月19日㈯、会場は大田区池上会館です。どうぞよろしくお願いいたします。(詳細は後日お知らせします。)
       

2019年8月24日㈯「みんなで防災」開催のお知らせ

「東日本大震災、その時学校は…」

今、知ること、行動することで、守れる命があります。変えられる未来があります。
今回の「みんなで防災」は、
石巻市旧門脇小学校の元校長 鈴木洋子先生をお迎えします。
あの日の門小の避難行動は、徹底した訓練が功を奏した事例として知られています。

前半は鈴木先生の講演、後半はKID NOW佐藤敏郎とのトークです。
あの日の学校を振り返りながら、学校防災・防災教育について、みんなで一緒に考える時間にしたいと思います。

どなたでも参加できます。多くの皆様の参加をお待ちしています。

日時 2019年8月24日㈯ 13:40~16:30(受付13:20~)

会場 ライフコミュニティ西馬込
        大田区区西馬込2-20-1 (浅草線西馬込駅 徒歩1分)      

対象 誰でも参加できます。(小学生以下は大人同伴)

参加費 1000円 (学生500円 小学生以下無料)

申込 KIDS NOW 事務局 〆切り8/21 定員90名
      TEL 090-5634-6350 Mail kids.now.bousai@gmail.com

 名前、連絡先(電話かメルアド)、学生は校種(例:高校生)
 フェイスブックからも申込みできます。

チラシPDF

《鈴木洋子先生のプロフィール》

昭和53年から宮城県の小学校に勤務。浅水小学校長、門脇小学校長を歴任。

震災時、石巻市の門脇小学校は津波と火災が襲いましたが、学校にいた児童は迅速に避難しました。日頃の徹底した訓練が功を奏した事例として知られており、「3月11日を生きて~石巻・門脇小・人びと・ことば~」というドキュメンタリー映画にもなりました。
鈴木先生は卒業式を挙行し、校舎借用など新学期の準備をし、退職。
現在は、石巻専修大学非常勤講師を務める傍ら、全国から依頼を受け、多数の講演、執筆活動を行っています。

今回の「みんなの防災」では、あの日の校庭の様子と、適切な判断・行動につながった学校づくりについて、じっくりお話を伺います。
また、門脇小学校は石巻市の震災遺構として整備されることになっていますが、鈴木先生はその語り部活動にも精力的に取り組んでいます。今後の震災伝承についてもお聞きしたいと思います。

鈴木先生の詠った短歌を紹介します。

ひび割れた道にへたりて泣きじゃくりし子らも中学卒業すなり

あの朝の児童(こ)らに語りし言葉もてわれを励ます震後七年

 

    

2019年3月16日㈯「みんなで防災」レポート

みんなで防災~「自分と、大切な人の命を守るために 今あなたが出来ること」

今回お迎えしたのは、全国で防災ママカフェを展開しているかもんまゆさん
災害は誰にでも平等です、女性にも赤ちゃんにも容赦しません。
私たちの体験を二度と繰り返してほしくない。
防災ママカフェは、東北や熊本で聞いたママたちの声がテキストになり、始まりました。

「伝える」から「伝わる」へ、そして「意識」が変わり「行動」になります。

防災ママカフェは夫婦での参加、親子での参加、自治体や学校での開催…と全国に広がっています。
前半は「防災ママカフェ」、後半は「伝える」ことについてのトークでした。
今回も様々な立場の方が参加しましたが、それぞれが自分の大切な人を思い浮かべながら、かもんさんの話を聞いたことと思います。
ご協力ありがとうございました!

【参加した皆様から(抜粋)】
◆お話を聞いて今すぐ「備災」をしなくてはいけないと思いました。
いろんな人を巻き込む重要性を知りました。
◆ママカフェと銘打っていますが、専門的な内容もあり、かもんさんの向学心に頭が下がります。家に帰ったらリュックの中身を確認します。地域の情報を確認します
◆自分が冷静に行動できるかは分かりません。ただ、情報を知識として知り、備えをしておけば、少しでも慌てずにいられるような気がしました。家に帰っていろいろなことを見直します。
◆「ここはまだ3月10日」とても心に響きました。明日には自分も被災者になるかもしれないと思い、備災に努めたいと思います。
◆他人事と思っていたことが実感できました。いつ何が起きるか分かりません。今後、備えを徹底し、仲間にも広めていきたいと思いました。
◆目から鱗でした
◆防災に対して「準備」に意識・考え方が向かいがちでしたが、先ず敵(災害)を知ることが第一歩と認識しました。
◆どうしたら関心のない人の気持ちを変えることができるのか改めて考えるきっかけになった。
◆今回は新たに「朝日新聞」「揺れやすさ」で検索すると自分の住んでいる土地の形状が分かる事を知りました。自分の住んでいる所が宮城県より揺れやすい形状だったのにもびっくり!!
◆「伝えたい。でも経験していないのに同じ目線で語るのはおこがましい」
震災に関連し、これまでずっともやもやしていた。心苦しい日もあった。しかし今回参加し、気持ちが少し晴れた。 「被災地のママの声から学ぶ 子供のいのちを守る防災」が主題だった講演会で、被災者であり遺族でもある講師がこう話した。「平面でなく立体にしていけばいい」。今後発生する可能性の高い災害で二度と悲しみを繰り返さないように今何をするべきかを考え、できることから始めることだ。
◆知らないことが一番怖いんだなと感じました。準備をきちんとしたいです。
◆準備ができる災害でもある地震。住んでいる地域で予想されている規模と家族の状況を踏まえて備える。今、自分にできることは、防災、減災よりもむしろ備災であり、限界ある公助に頼らなくても自助、共助でまずは乗り越える力を蓄えなければならないことを学んだ。
◆普段から「地震」もタブーにせずしくみから訓練まで子ども達に分かりやすく教えて行く大切さがこれからの助かるたくさんの命に繋がります。
地震警報は「自分を守るゴング」にと!!胸に響く言葉ばかりでした。
いつも大切な企画をしていただき、ありがとうございます。